あの世の河原?!「大菩薩嶺」で最後に出会った木漏れ日の風景
更新日:2020年11月6日

9月の始め、まだ夏の想い出が残る頃、山梨にある「大菩薩嶺(だいぼさつれい)」に行ってきました。なんと「標高:2,057m」なのに、手軽にトレッキング出来るという大菩薩嶺は、初心者に人気のお山なんです。
「トレッキング初めてみたよ〜」という人には「大菩薩嶺」がオススメです!
さてさて、幾つかの登山口があるのですが、今回は「上日川峠」から「介山荘」に向けて登るルートです。このルートは、アップダウンも少なく、途中の休憩ポイントも多いのでオススメです。

初心者向けとは言え、迷えば深い山なのでちゃんと地図を持っていって下さいね〜★
この日は、生憎の雨でした。「雷が来るかも?!」なんて言いながらも、ワイワイとお喋るしながら歩いていきます。ふと顔をあげると、霧がたって前の人が白いモヤに包まれています。

なんだか、あの世感あるね・・!!
一緒に歩いていた参加者さんの一言に、みんなで「確かに〜!」と笑ってしまいました。
そうこうしている間に「介山荘」に付いたので、隣にある屋根付きの休憩所でお昼ご飯!雨がポツリポツリ来ていたので屋根付きというのは嬉しいですね〜。
それに山といえばご飯!ご飯と温泉なしのトレッキングは、もはやトレッキングではありません!!(私の持論です(笑))

かわいい〜〜〜!!美味しそう〜〜〜!!(同時 )
竹の皮に包んだ手作りお弁当は、美味しそうでしょ? ちょっとリュックの中で潰れちゃっているけど味は美味しい。炊き込みご飯はキノコや薩摩揚げなど具沢山で、唐揚げもちょっと濃いめ。紫キャベツの酢漬けも運動した後の体に沁みます〜。

なんと、デザートは最中です。 お客さんが最中を持って来て下さったのです。すごい美味しくて・・・お腹がはち切れそう!(あれ?私何しに来たんだっけ?笑)
ご飯を食べ終わったら、「大菩薩峠」を抜けて「雷岩」までいき、「唐松尾根」をつたって下山します。大菩薩峠は、山頂のピクニック広場と言ったら良いでしょうか。かなり開けた景観の良い場所で、晴れた日には両サイドの景色を眺め見ながら歩くことが出来ます。お子さんも登りやすいので、家族でお弁当を食べている様子も良く見かけます。

晴れてたら、こんな景色も!!!
雷岩に向かうルートの途中には、岩を登り抜ける箇所があり、そこは結構面白いです。ちょっと道が分かり難い箇所ではあるのですが、ひょいと抜ければ道が現れます。天然アスレチックです。

ええ!!これ本当に道なの〜〜?!笑
はい。山道でございます。山に来た甲斐がありますでしょ!笑
はい「雷岩」についきましたが、見えるのは大きな雲です。雷岩が晴れていたら〜〜〜。大きく目の前に広がる大菩薩湖と、ドーンっと立ちはだかる富士山が真っ正面に見えるのですが・・!!(上の上の写真です!)

ま、次回の楽しみという事ですね(笑)
と、思いきや!
「雨降らないだけ良かったよね〜」なんて言いながら下山開始し、「もうすぐ下山だよ〜」っという手前で晴れ間が広がり、太陽が木々の間に差し込みました。

ええ〜ここで晴れるう?!!め、めっちゃ綺麗〜〜!!!
その様子が、本当に綺麗で「すごいすごい!!!」「来てよかったね〜〜!!」「最後に晴れるなんてね〜」とみんなで大はしゃぎ。綺麗な景色や、そこにしかいないと味わえない感動を、一緒にいる皆んなとシェアできるって本当に幸せですね!
この瞬間が想い出になりました。

最後は、「ほったらかし温泉」という人気の温泉へ。温泉後には、山梨名物の「ほうとう」を食べて帰りました。体も芯から温まり、お腹も満たされ幸せです。

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まとめ
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いやぁ、やっぱり雨だっても「大菩薩嶺」って良いですね。歩きやすいし、休憩ポイントも多いし、好きな山の一つだなぁと改めて実感しました。
木からパワーも貰った事だし。

また行きたいなぁ!!