プロフィール

「​山を心から愛しています」

山登りが初めての人にも、山の楽しさを感動を届けたくて、「初心者向けの山旅ツアー」や「面白い・役に立つ山情報」をお届けしています!

earth trekking代表 あいかな

\ Follow me /

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube

【冬の登山道具 #2】冬のトレッキング服装の「機能性」や「選び方」は?[服装編]

最終更新: 1月25日



第1章では、登山・トレッキング道具の概要(一覧)を簡潔にお伝えしました。


第2章では登山服のより詳しい「機能性」や「選び方」、初心者さんにおすすめのブランド商品についてご紹介していきたいと思います!


その他にも「何から買えばいい?」「おすすめのブランドは?」「ユニクロって、登山服としてあり?」などなど、初心者さんが気になる質問は第3章でお応えしていきます。



登山道具をこれから準備したい・揃えていきたいと思っている初心者さん必見です!


⛄️ 目次 ⛄️


登山服の機能性と選び方


1、アンダーウェア


2、アンダータイツ


3、トレッキングパンツ


4、フリース


5、ダウン


6、レインウェア上下


7、トレッキングシュージ


8、手袋


9、厚手トレッキング用靴下


10、帽子


11、ネックウォーマー


登山服の機能性と選び方


まずは、基本のトレッキングの服装から解説していきたいと思います。トレッキングの服装の選び方は、夏・冬に共通する知識もあるので、知っておくと便利です。


服装は主に11点です。

それぞれの服装アイテムの、「重要度」役割を示す「機能性」機能性を十分に発揮する為の「選び方」おすすめの「素材」平均的な「価格」5項目に絞って解説していきます。



重要度に関しては、ここで紹介する登山道具に重要でないものは何一つありませんが、改めて一つ一つの道具が重要である事を再認識してもらいたく、表したいと思います。


価格に関しては、安全だと思える機能が備わっているアイテムの平均的な価格を表します。




1、アンダーウェア

重要度:★★★★★


機能性:吸湿速乾性。


選び方:体にピッタリとフィットしていること。


素材:メリノウール


価格:5000円〜



メモ:体の汗を吸収し速乾させて、体温(体が熱を発する状態)を維持します。


アンダーウェアは、登山服の中で1番の要です。アンダーウェアの上に、プロ仕様の吸収速乾性フリースを着用していようと、下のアンダーウェアが機能していないのでは意味がないのです。


登山用のアンダーウェアは、吸収速乾性の仕組みも登山仕様となっている為、登山用で探すのが基本マストです。アンダーウェアの快適性は、トレッキングの安全性や楽しさと直結するので、しっかりとした機能のある価格の商品を選ぶのがおすすめです。


ファッション的に扱いやすいのは、上記の写真のようなクルーネックですが、首まであるタイプやフード付きは防寒として、よりおすすめです。


2、アンダータイツ

重要度:★★★★☆


機能性:吸湿速乾性。


選び方:体にピッタリとフィットしていること。


素材:メリノウール


価格:5000円〜



メモ:アンダーウェアと同じ、体の汗を吸収し速乾させて、体温(体が熱を発する状態)を維持します。


厚手のトレッキングパンツを使用する場合など、山行内容によっては着用しない場合もある。冷え性の方は、履いておくとおすすめ。


注意すべきは、吸湿速乾性が十分でない無いものや、厚手のトレッキングパンツであるにも関わらず着用する場合は、「暑すぎないか」です。暑すぎた場合、吸湿速乾性は追いつかず、トレッキング中にかえって低体温症を起こしてします可能性があります。



3、トレッキングパンツ

重要度:★★★★★


機能性:防風性・保温性・透湿性・ストレッチ性。


選び方:下に、アンダータイツを履ける余裕があるくらいのフィット感。上に、レインウェアのズボンを履いても足をしっかり動かせるストレッチ性があるか。


素材:ポリエステル+ポリウレタン


価格:8000円〜


メモ:痛いほど冷たい冬の風から下半身を守る「防風性」「保温性」に、汗冷えを防ぐ「透湿性」、動きやすい「ストレッチ性」、このバランスが重要。


冬のトレッキングパンツは、下にアンダータイツ、上にレインウェアを履くことが多いです。その為、3つ重ね着しても動きやすいストレッチ性は重要です。購入時に必ず試着をし、持っているアンダータイツやレインを履いて、動きやすいか確認するのがおすすめです。


厚さは、薄手・中厚手・厚手とありますが、秋〜冬での使いたいと考えている場合は「中厚手」がおすすめです。



4、フリース

重要度:★★★★★


機能性:保温性・速乾性・ストレッチ性。


選び方:下に、アンダーウェアを着用しても余裕があるくらいのフィット感。


素材:ポリエステル


価格:6000円〜


メモ:フリースは「保温性」がメインですが、汗によるムレを外に放出してくれる「速乾性」、トレッキング中でも動きやすい「ストレッチ性」が備わっていることが重要です。


トレッキング用のフリースを1枚も持っていないのなら、「軽量」で体にフィットするものを購入されるのをオススメします。フリースの良いところは、軽くて温かくストレッチが効いていて動きやすいところです。パタゴニアのレトロXのように、モコモコでゆとりあるフリースはお洒落で人気ですが、体とフリースの間に隙間が出来てしまい保温性を始めとする機能が半減します。もし可愛くて欲しいなら2枚目を購入する際がおすすめ。


ポーラテックという、フリース素材を作る老舗メーカーがあります。各登山ブランドの服で採用されており、モンベルやパタゴニアで販売されるフリースを良くみると、ポーラテックのタグがあるフリースがあります。安心ある素材です。



5、ダウン

重要度:★★★★★


機能性:保温性・軽量性・コンパクト性。


選び方:下に、アンダーウェア+フリースを着用しても余裕があるくらいのフィット感。袖は、手首にしっかりフィットしているか。腰回りも同様。


素材:[表地]ナイロンやポリエステル[中綿]ダウン or 化繊


価格:14000円〜


メモ:ダウンは、同じ保温機能をメインとしたフリースに比べてコンパクトで軽量が特徴です。フリースは速乾性に優れている為、行動中の保温に使用しますが、ダウンは休憩中など、汗をかきにくい状態での更なる保温を目的とします。


ダウンは一度汗などによって湿ったり濡れたりすると、保温効果が下がり乾くのに時間がかかります。冬の場合は、ほぼ乾かないと言っていいでしょう。つまり一度濡れると使えなくなってしまうため、行動中はザックの中に入れておくのが基本となります。なので、軽量コンパクトであることが利点なのです。


中綿の素材について、「ダウン」「化繊綿」の2種類があります。

違いを簡単に説明すると、天然素材の羽毛を使った「ダウン」は、薄型・軽量でも保温性が高いことがメリットです。デメリットは、濡れると乾きにくいこと。一方で、「化繊」はダウンよりも僅かに軽量や保温性が下がるものの、濡れても機能することが大きなメリットです。


とは言え、最近では技術進化により、化繊のクオリティも上がっており、昔であればダウンの方が保温性があったと言えましたが、今では化繊でもダウン以上に温かい商品もあります。ダウンも化繊も、商品ごとの機能性と価格によるので、じっくり吟味し店員さんに詳しく話を聞いてから購入するのをおすすめします。


フィルパワーとは、簡単に言うと「ダウンの膨らむ力」です。専門的に言うと、かさ高性を現す単位です。つまり、同じダウンの量でも、フィルパワーが高いとダウンの膨らむ力が大きいため、体温の暖かい空気の層を保持してくれます。ここでは簡単に説明しますが、ダウンを選ぶときは、一般的にフィルパワー700以上(ダウンの量も要確認)あるとトレッキング向けであると言えます。




6、レインウェア上下

重要度:★★★★★


機能性:防水性・撥水性・透湿性


選び方:下に、アンダーウェア・フリース・ダウンを着用できる余裕のあるもの


素材:ナイロン+ポリウレタン


価格:12000円〜


メモ:防水性とは、水が中に浸透するのを防いでくれる機能です。耐水圧20,000㎜以上のものが安心です。


透湿性とは、内部の蒸れを外に放出してくれる機能です。汗がレインウェアの内側でこもり、内部が濡れてしまうことになる為、非常に重要です。


撥水性とは、レインウェア生地の上で水を弾いてくれる機能です。


ゴアテックスとは、アウトドアメーカーが開発した「防水性・透湿性・撥水性」の3つの機能が備わった素材です。Gore-Texは生地として高級で安全なものでありますが、各社ブランドで独自に開発した素材も優れたものが多いので、ショップに行って実際に触れてみるのがオススメです。




7、トレッキングシューズ

重要度:★★★★★


機能性:剛性・防水性・透湿性


選び方:通常の靴の足サイズより+0.5〜1.0cm(親指1本分)大きめのサイズを購入するのが基本です。靴底とつま先のソールの固さが十分であり、足首まであるハイカットであること。その他にも、耐久性、滑りにくさ、重さとのバランスをみる。


素材:


価格:16000円〜


メモ:トレッキング道具の中で、最も重要なトレッキングシューズです。

トレッキングシューズは履き始めは、硬く動かしにくい為、窮屈で履きにくいと感じます。それでも、靴底やつま先の固さは、足を守る為に重要な要素です。履きやすさを求めて、ミドルカット(足首までないもの)や、ソールが曲がるものを選んでしまうと、簡単な日帰りトレッキングにしか使用できなくなります。


購入時には、どれくらいの山に行きたいのか目標と予算を決めて店員さんに相談するのがオススメです。例えば、「来年、富士山に登りたいと思っています。富士山の後も、丹沢なども歩きたいです。価格は2万円以内に納めたいです」など。そうすると、店員さんもおすすめしやすいです。




8、手袋

重要度:★★★★☆


機能性:保温性・撥水性・ストレッチ性。


選び方:手にぴったりフィットしているもの。冬は雪で濡れる為、撥水性があるものが良い。


素材:ウール


価格:2800円〜


メモ:

日帰りスノーシューレベルのトレッキングであれば、普通のウール素材の手袋と濡れた時用の替えくらいで十分かと思います。もちろん、防水性能のあるオーバー手袋は素晴らしいですが、日帰りの低山では雪があったとしても少々オーバースペックの場合があります。



9、厚手トレッキング用靴下

重要度:★★★★☆


機能性:保温性・吸収速乾性・防臭性


選び方:足にフィットしたサイズで、厚手のもの。


素材:メリノウール


価格:2000円〜


メモ:必ず厚めを選ぶこと。同じメリノウールでも、薄手だと冬のトレッキングでは寒すぎて凍傷になってしまいます。


また、よく聞かれるのが、「街用の厚手素材の靴下」や「裏起毛している靴下」でも大丈夫ですか?と言うご質問ですが、登山用ではないためお勧めはしません。「2枚重ねて履くこと」も同様です。重ねて履くと中でゴワついてしまい、トレッキング途中で靴擦れを起こして歩けなくなってしまうからです。


登山用で吸収速乾性の機能であるからこそ、汗冷えや凍傷を防いでくれるのでおすすめです。


10、帽子

重要度:★★★★☆


機能性:保温性・吸湿速乾性。


選び方:頭にフィットしているもの。耳まで覆えるタイプはおすすめ。


素材:ウール・ポリエステル


価格:3000円〜


メモ:トレッキング中に最も熱が逃げやすいのは頭上です。「頭から湯気がでる」と言う表現があるように、体の熱を頭から放出します。なので冬は保温のためにニット帽が欠かせません。


防水性能はなくても良いですが、撥水性があると雪の濡れを防いでくれるので便利です。


11、ネックウォーマー

重要度:★★★★☆


機能性:保温性・吸湿速乾性。


選び方:フィットしているもの。耳鼻まで覆えるタイプはおすすめ。


素材:ウール


価格:2800円〜


メモ:首も頭同様に、放熱しやすい場所でもあります。しっかり保温してあげる事で、体温をグッと保持してくれます。





以上、トレッキングの服装についての解説でした。


続いて第3章では、「何から買えばいい?」「おすすめのブランドは?」「ユニクロって、登山服としてあり?」「メルカリってあり?」など、初心者さんが気になる質問にお応えしていきます。


→続き、第3章をみる



その他にも質問したいことがある方はお気軽にお問い合わせ下さい。お答えできる範囲で回答させて頂きます。


なおアストレツアーでは、ご案内した服装や道具を全てこちらでご用意する事も可能です。単品のレンタルも行なっているので、是非ツアーへのご参加お待ちしております!





🔰 初心者さん向け「トレッキング」は こちら