【山道具のすすめ】 ひと工夫で暑い夏山も快適☆7〜9月の低山ハイクにおすすめの『服装&アイテム』3選
更新日:2021年7月8日
梅雨が本格化してきて、せっかくの休日に山に行けない今日この頃。
そんな時期こそ、梅雨明けの準備をしませんか?
山アイテムを揃えたい初心者さんも、ニューギアが欲しいベテランさんも必見!
本日のコンテンツはこちら!
―目次―
1. 夏の低山を舐めたらアカン!なわけ
7月上旬から中旬、梅雨が明けると一気に暑くなります。

と思った方は要注意!
標高が上がると太陽に近づきます。
すなわち、紫外線も多くなるということ。
なんと、標高が1000m上がると、紫外線量は地上の10%も増加するのだとか!
重度の日焼けは立派な火傷、下手をすれば病院行きになってしまいます。

と思った方も、気をつけて!
樹林帯は(低い山ほど特に)風通しが悪く、熱がこもりやすいです。
登山中は運動しているので、体温が高くなりますよね。
その発熱がうまく発散されないと、熱中症のリスクが出てきます。
2. おすすめの服装&アイテム3選
夏山の暑さ、不快なだけではなくて、結構危険なんです。
そこで、快適かつ安全に夏山を楽しむ、おすすめ服装&アイテムを3つに絞ってご紹介!
(1)アンダーウェアで日差し対策
日焼け止めを何度も塗り直すのってちょっとメンドクサイ…
という人におすすめなのが、アンダーウェアです!
夏なのに長袖って暑そうに見えますよね。
でも実際は、

日焼けによるヒリヒリ感や火照りが一切なく、むしろ涼しくて快適です!
登山用のアンダーウェアは化繊(化学繊維)を使っているので速乾性が高く、汗冷えすることもありません。
さらに、腕全体をカバーしているので、植物で皮膚がかぶれるリスクも大幅に減らせます。
良いことだらけ!
『登山 アンダーウェア』で検索してみてください♪
どれが良いのか迷ってしまう方には、こちらをおすすめします。

こちらはレディースが、もちろんメンズもあります。
ちなみに私は身長162cmで、レディースのMがちょうどぴったりです。
とにかく薄くて軽くて、着用感0。
愛用しております〜
[ 1点だけ注意!]
手首や手の甲はしっかり日焼け止め塗りましょう。
手先だけ焼けてしまいます。
時計焼けは特に恥ずかしい…(笑)
(2)ベンチレーションハットで通気性確保
暑い夏場こそぜひ帽子を被ってください!
日差し対策はもちろん、熱中症予防にもなります。
黒髪は特に日光を吸収しやすいので、帽と暑く感じやすいのです。
でも、帽子って蒸れるから余計暑いんじゃ…?
いえいえ、ベンチレーション機能付きの帽子なら問題ありません!
こちらの帽子、

一見分かりにくいですが、頭部がメッシュになっているんです。
通気性抜群☆
蒸れを気にせず帽子をかぶることができますよ〜
ベンチレーションハットはいろんなアウトドアブランドから販売されているので、選ぶのも楽しいと思います♪
(3)ハイドレーションで楽々給水
熱中症予防で欠かせないのが、こまめな水分補給ですね。
でも登山道が狭かったり難所が続いたりすると、頻繁に休憩できないことも。
そんな悩みを、ハイドレーションが解決してくれます☆

ハイドレーションシステムとは、ザック内の水をホースで直接飲むことができる優れもの。
いちいちザックを降ろして、水筒を取り出して、、、
なんてことをしなくても気軽に給水できるんです。
時間や場所を問わずこまめに水分補給できれば、熱中症のリスクを激減できますね。
おすすめのハイドレーションはこちら!

水筒部分が丈夫なプラスチックバッグでできていて、中身が入っていない時はコンパクトに畳むことができますよ〜
ちなみに!
水を飲んでいれば熱中症にならないというわけではありません。
むしろ水しか摂取していないと、痙攣が起こりやすくなるなんてことも…
というのは、汗をかくことで、水と同時にミネラルや塩分も失っているからです。
給水時には、塩分やミネラルも意識して摂取してくださいね。
歩きながら食べられるタブレットタイプがおすすめです。

3. どんなに暑くてもこれだけは必携!
暑いとおかしくなるのは、人間の身体だけではありません。
暑過ぎて上空の寒気とのバランスが悪くなると、天候が突然悪化します。
そう、雷雨の発生です。
雲一つない青空〜、なんて日は特に注意。

梅雨明け2日目のこんなに良い天気でも、

1時間半後には重い雲に包まれるとともに、雷鳴が聞こえてきました。
お昼過ぎに突然どんより暗くなって、そこから大雨が降るまでは一瞬です。
ということで、

絶対降らないと思ってても、天気予報で言われていなくても、これだけは忘れないでくださいね。
まとめ
山道具を揃えるのも、登山の楽しみの一つです。
夏の快適登山に向けて、新たなアイテム入手を検討してみてください♪

〜fin〜