秋の風情「リンドウ」を愛で「きのこ弁当」を食べた9月の那須トレッキング

9月は秋の始まりですよね。街中ではまだまだ夏の暑さが残る頃ですが、アルプスなど早い所では、8月終わりから「紅葉」が始まるんです。
これから紅葉が始まるんだろうなぁ、と言う時期に「那須岳」へトレッキングに行ってきました。
ロープウェイで上がった瞬間から、広大な景色が見渡せます。

おお〜!山に来たなぁ
着いた瞬間からこの景色が見れるのは嬉しいですよね。
実はこれでもガス(曇る)っているのです。8月〜9月は季節の変わり目で、台風なども多く天候の変化が大きいのです。夏の台風・秋の台風ってね。
とは言え、綺麗ですよね〜。

あ、リンドウだ!!
秋の代表的な高山植物の一つと言えば、「リンドウ」ですよね。
紫色が綺麗で、よく目立ちます。
リンドウを見ると「秋が来たんだなぁ」と嬉しくなります。中国で「竜胆」と呼ばれ、根の味が竜の肝のように苦いことからつけられたそうです。

さてさて、今回は茶臼岳(標高1915m)に登り、避難小屋(休憩ポイント)を経由して、牛の首でロープウェイに戻ります。
朝日岳と那須の紅葉の名所である姥ヶ平(うがばだいら)は、今回は天候と時間の関係もあって行かずに、その分、休憩ポイントでゆっくりする事にしました!

茶臼岳に向かう道は、岩が多くてゴツゴツしています。
目の前に茶臼が見えるのに、登ると意外と距離があるんです。ゆっくり休憩しながら向かいます。
霧が立って、なんだか神秘的な雰囲気が漂います。

茶臼岳山頂に到着〜!
ぬわー。何も見えない(笑)
ガス・ガス・ガス!!!!(笑)
仕方ない。こんな日もあります。ロープウェイの麓付近で綺麗な景色が見えたので良しとしましょう。茶臼からの景色は次の楽しみに取っておきます〜。
あら、シラネニンジンですかね〜

「ニンジン?!」
ええ、初めて採取したのが日光白根山だったのと、葉っぱが人参の葉に似ているので、シラネニンジンと言う名前がついたようですよ。
なんて、お喋りしながら歩いていると、あっという間に休憩ポイント「那須岳避難小屋」に。
ここは昔「峰の茶屋」と言う茶屋さんがあった跡地でして、緊急時の避難小屋としても使われています。お手洗いはないのですが、屋根付きの建物が有り難いです。
お待ちかねのお弁当タイムです。

今回は「きのこのおにぎり弁当」がメインなのです。
秋と言えば、キノコですからね。きのこには「ビタミンB群」が豊富に含まれているため「糖質や脂質の代謝を活発」にしてくれる効果があるんですよ。
相変わらずリュックの中で、箱が潰れてしまっておりますが、味は保証します!(笑)
山仕様なので、濃いめの味付けが美味しいです。
肝心なデザートも、バッチリご用意しました!

栗とあずきの団子が美味しいです〜。
デザートの後のほうじ茶もまた、寒さと甘さに沁みます。
さてさて、ランチタイムも終わった事で、茶臼岳をぐるっと周遊するように「牛ヶ首」に下り、ロープウェイに戻ります。

こっち側の方が雲がないのか、景色が見渡せます!
やっぱり景色が見えると、嬉しいですね〜。上を見上げると茶臼が見れるのですが、こんだけ登ってきたのかぁと思うと感慨深いです。「私も頑張ったら登れるものだなぁ」と言う感想をよく聞きます。
山って、ゆっくり登ればいいんです。
大切なのは、焦らずに、お喋りしながら、休憩を取って、自然を見渡し、ゆっくりゆっくり登っていくこと。そうすれば、楽しいトレッキングになるはずです♪
最後の締めくくりには良いルートとなりました。
良かった、良かった!
ああ、そうだ!

記念撮影も忘れずに。
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まとめ
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なんだかんだ、いつも楽しいトレッキングです。この後の写真はないのですが、那須で人気のローカルなパン屋さんでお茶をして、源泉掛け流しの温泉でしっかりと温まりました!とても充実した日で、楽しかったです!