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earth trekking代表 あいかな

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トレッキングとは? ひとり旅の気楽さでトレッキングを楽しむ秘訣

最終更新: 7月27日


トレッキングとは、

「自然や風景または文化・歴史を楽しむことを目的とした "山歩き" のことです」


分かりやすく言うと、" お散歩の山バージョン " と言ったらいいでしょうか。

自由が丘や下北沢あたりを、ただブラブラとお散歩する時って、特に明確な目的があって散歩するというよりは、天気の気持ち良さや町の雰囲気を感じながら、「どこかにいいカフェでもあったら入ろうかな」というような、リラックスした状態だと思います。


トレッキングも同じで、「今日はあの山のてっぺんまで登るぞ」という意気込みはなく「もし行けたら行こうか。とりあえず、どっかいい景色の所でお弁当食べたいな」という、まったりとした気分の山歩きなのです。(チルいです)


実際、トレッキングは、ウォーキング(歩く)の延長線とも言われていますから、街中のお散歩が、自然豊富な山中のお散歩になったと考えてもらって良いかと思います。

「ハイキング」や「登山」とは何が違う? 


「ハイキング」とは、

健康のため、あるいは知らない土地を見聞したり、自然の風景や歴史的な景観を楽しむために軽装で、一定のコースや距離を歩くことをいう。 by Wikipedia

自然の景色やその土地の文化・歴史などを楽しむと言う点では、トレッキングもハイキングもマインド的には同じです。


違いがあるとすれば、トレッキングはより山深く、山の麓や山中であったり、時には山頂も経由することがあるのに対して、ハイキングは山頂までは行かずに山の麓の散策であったり、丘や町の近くの自然公園なども含まれる所でしょうか。

では「登山」とは?

山頂を目指すことを目的としたスポーツです。

もちろん、自然環境を楽しむことも醍醐味ですが、登頂(山頂に登りきること)が1番の目的となっています。


とはいえ、ガッツリ登山をやっている人も、「今日はトレッキング」だとか「今日は登山だな」というような使い分けをしている訳ではないので、そこまで意識しなくて良いと思います。


余談ですが、海外と日本の認識は違います。

海外では、登山とはクライミングや専用の道具を使った山登りで、ハイキングは道具を使用しない山登りのことを指します。"道具を使う"か"道具を使わない"か、なので分かりやすいですよね。


トレッキングの手軽な始め方

早速トレッキング始めたいのだけど、「何から準備すれば良いのか分からない」という相談をよく受けます。

結論から言うと、軽度なトレッキングであれば準備するものは5点だけでOKです。


  1. リュック(登山だとザックと言う)

  2. 水筒

  3. タオル

  4. お菓子(行動食)

  5. お金


あとは、動きやすい服装をすれば完璧です。



え、それだけ? 

本当にそれだけで大丈夫?と不安に思われるかもしれませんが、初めてのトレッキングであれば、むしろこれくらいの方が良いのです。


よく、「トレッキング・荷物」とか「登山・道具」で検索すると出てくる記事の多くは、登山専用のザック(リュックの事)の購入リンクが貼ってあったり、それこそ、登山靴からヘッデン(頭につけるヘッドライトのこと)まで推奨していたりします。


確かに、山なので何かあった時の事を想定して道具を準備することは大切ですが、そもそも初心者であれば「ヘッデンを持って行く」という以前に、「15時までには必ず街に帰る」という意識の方が余程重要です。(山の日暮れは早いので、夏でも冬でも小さな山であっても「15時までに降りる」と安心です)


ザック(リュック)も同じで、標準的な30〜40Lのザックを購入しても中に入れるのはせいぜい10L前後だと思います。始めたての頃にそれ以上の荷物を持って歩くと、荷物に気を取られて、トレッキングや自然を楽しむ事に集中できません。であれば、家にある使い慣れたサイズのリュックが一番最適です。

(私はよくこれくらいラフな格好でトレッキングに出掛けます)


登山道具って非常に高価なものです。揃えようと思ったら数十万はかかります。私は18歳の頃から山に親しんでますが、もちろん始めはそんな高価なザックも登山靴も持っていませんでした。

普通の運動靴にリュックを背負って、なんなら制服でトレッキングしていたくらいです(笑)それが、とても自由で楽しかったのです。

必要以上に道具や荷物がなかったから、純粋にトレッキングを楽しめたのかと思います。


ですから、道具にたくさんのお金を投資する前に、まずはたくさんの山にトレッキング行ってみてください。自分なりのスタイルで、気楽な面持で、まずはたくさん自然に触れ合う機会を作ってもらえたらなと思います。


これまた余談ですが、ヨーロッパ人の友達とトレッキングに行くと、「必要以上に道具を持ちすぎだよ」と言われることがあります。確かに、友達のバックパックを見てみると必要最低限のものしか入ってなかったり。というよりも、ザックすらない時もあります。釣りをする時に着るベストに、ヘッデンやらお菓子やらお金やらが丸っと突っ込まれていて。

日本人からすれば、どうかしてるよと思いがちですが、それほどまでに自然を楽しむことに夢中なのです。そんなスタイルにかっこいいなと思ってしまいます。






ひとり旅トレッキングの楽しみ方

私もよくひとりでトレッキングに出掛けます。特に、リラックスしたい時や考え事をしたい時にトレッキングは最適です。そんな、おすすめの楽しみ方をシェアしたいと思います。

1、手作りお弁当を山で味わう

持って行くもの:

手作り弁当(お箸を忘れずに)・濡れティッシュ・レジャーシート

朝起きたら、ちょっと眠いのですがおにぎりを握ります。

小さいお弁当箱に、卵焼きや唐揚げやほうれん草のお浸しなどを詰め込んだり、または昨晩の夕食の残り物でもいいのです。手作りのお弁当を山で食べるのは最高に美味しいです。

お寝坊した時は、山の近くの駅でお弁当屋さんを見つけて買います。


山に着いたら、とにかく「景色がよくてご飯が美味しそうな場所」を探します。

これが結構楽しい。トコトコと歩きながら、ここは静かで良さそうだなとか、ここは陽のあたりが良くて気持ち良さそうだなとか、とにかくMYベストポイントを探します。

見つけたら、風呂敷広げてお弁当を食べましょう。いつもより時間をかけて、自然の景色を眺めながらご飯を噛み締めていると、幸せが込み上げてきます。


ご飯を食べ終わったら、お昼寝してもいいし。お昼寝が終わったら帰っちゃっていいのです。トレッキングの良さは、自然を楽しむ=お弁当を楽しむ ことですから。


あ、お弁当の味付はちょっと濃いめがおすすめですよ。



2、お昼寝と日向ぼっこ

持って行くもの:レジャーシート・タオル・膝掛け


山でお昼寝ってすごく気持ちのいいものです。

おすすめするお昼寝のタイミングは、"食事の後"か"しっかり歩いた後"です。

しっかり歩いた後に、お昼寝に最高な場所を見つけて寝っ転がってみてください。

余りの気持ちの良さに、すぐ爆睡してしまいそうです。

太陽が眩しすぎるようなら、顔にタオルをかけてみてください。体はポカポカ、そよ風が心地よく、葉のせせらぎの音がより鮮明に聞こえて、最高のリラックスになります。


3、読書に浸る

持って行くもの:本・膝掛け・お菓子や飲み物

好きな本を一冊手にとって、トレッキングに出掛けてみるのもオススメです。読みかけていたんだけど、時間がなくて読めていなかった本などもいいかもしれません。

本を持って行くことの良さは、電車での移動中でも読書ができることです。

山に着いたら、とりあえずトレッキングをします。十分に体が温まったなと思ったら、休憩がてらベンチに腰掛けて、読書再開。

自然豊富な山の中でする読書は、いつも以上にエモーショナルで本の世界に没頭できるかと思います。読書休めに、ちょっとしたお菓子や紅茶を持っていくとより幸せです。



4、絵をかく、文字を綴る

持って行くもの:紙やノート・ペンや色鉛筆

自然の中だと想像力が掻き立てられます。持っていくものも、紙とペンだけ。

スケッチをしてもいいし、文字を綴ってもいい。

何か一つ絵が描けたら、それだけでトレッキングに来てよかったなと思えます。特に文章を書くことが好きであれば、山の中では自由です。外部の音や目線を気にせず、自分の文字を綴ることは頭の整理にもなります。



5、ぼ〜っとする・考えごとをする

持って行くもの:特になし

何も持っていかない。何もしない。そんなただ山を歩くだけのトレッキングが、実は一番自由でリラックスします。日常生活では、無意識に人の目線や時間に縛られ行動しているので、時にはそんな環境から物理的に離れた場所に行くだけでも効果があります。

特に悩みがある時や、モヤモヤした気分の時はトレッキングがおすすめです。ただひたすら山の中を歩いていると雑念が消えて、頭も心もスッキリしてくるからです。



トレッキングの醍醐味は自然を楽しむことです。

まずは町から近い里山や見知った山で、身軽に自然を楽しんでみてはいかがでしょうか?